ブルースおやじ

入院中のベッドの上で、BB.KINGなどをケータイイヤホーンできいていたら、ブルースおやじを思い出した。かつて私が働いていた本屋の上司で、ブルースに憑かれていた。そのくせ酒が呑めない。 使えないおやじだ。 みためがなかなかかっこいい。野生のコヨーテ…

読んだ本 6月一回め

あまりにもブログをほったらかしているので読書記録として使うことにした。月々管理費も払っていることだしもったいないしみっともないではないか。一昨日夜中に首尾よくかけたので。続けばいいなー気高き昼寝 天野作市 講談社文庫 発掘本(ベッド脇) 元敏…

新潟酒愛にみちた本に書かせてもらった

コレ 1冊持って新潟行くと最強だよ!という本「TO」1号が我が家に届いた。 副題は「酒と人」。新潟発で満を持して発売となった酒呑みには垂涎のムック(定期刊行物)である。 なぜそんなステキな本が我が家に届いたのか・・話は1年前以上に遡る・・ある日「…

路上で本を売る

道に倒れて誰かの名を呼んだことはないのだが、それはさておきこないだ路上で本を売ったのだった。我が師匠「野宿野郎」編集長のかとうちあきさん(妙齢の女性)とリトルプレス界のプリンス「恋と童貞」編集長の小野和哉さん(妙齢の童貞)が、横浜・六角橋…

これからは歩く人生

春のぽわんとした光と風の中を歩いてみた。近所の川べりをどんどんゆく。サイクリングロードと名されていた道は、たくさんのジョガーや自転車野郎や自転車婦人もいく。どんどんどんどんぬかされて、本当はとぼとぼと歩く。歩いて5分で伴歩者が「休憩!」と…

ご報告です

すみません。簡単ですがいくつかの本屋さんから告知してくれと言われているので。 極私的雑誌「本と酒と俺」ですが数店舗品切れになっています。そして俺にも手持ちがないので再販でもない限り入荷はしません。今つかんでいる在庫なしは「リブロ池袋店」さん…

ネオンは赤い提灯ひとつで充分だ。

地震が起こってからたったの三日。それなのに自分の中にものすごい価値観の変容がおこっています。それについていくつか。 これまで自分は「節電」とかあまり考えてこなかったんです。正直。寒さ暑さに弱くてクーラーがんがんつけてたし、自分の生活を快適に…

今日の本酒俺 朝から冷たい雨 そしてみぞれの一日

今日も風呂あがりにブログを書きます。今日の風呂本は大好きな「yom yom」。発売したての19号は何と「春はノムノム」特集。もったいなくていっきに読む事はとてもできないのでちょびちょびちょっとだけ読みました。圧巻は筒井康隆さんの「呑酒日記」である…

今日の本と酒と俺 寒さの中にも春を感じる3月2日

風呂で読んだ本についてまず語りたい。「昨日・今日・明日」曽我部恵一 ちくま文庫 1週間前くらいに近所のヴィレッジヴァンガードで買った。彼が所属していたバンド、サニーデイ・サービスについては以前からすきだったが、その少し前にいった子供とのカラ…

いろいろ終わってしまいました・・

えーと。イベントは終わってしまいました。会場にいらして頂いたたくさんのみなさま本当にありがとうございます。いろいろとご報告申し上げたいのですが、ちょっと今力つきています。4日連続して力いっぱい吞んだ俺が悪いんです。それでまず大事なお知らせだ…

今日は明日のイベントの準備

ひとりで夜街を歩いていると人恋しくなってしまう。つまりは誰かを誘って呑みたくなってしまう。今日は明日からのアノニマスタジオさんのイベント<BOOK MARKET2011>の準備のため蔵前にいった。終わったのが夜7時。このまままっすぐ帰るのかと思…

お取り扱い書店ふえました

旅の本がすきだ。というか旅にいきたくてしょうがないんだけど、金も暇もない俺に旅は遠い・・だからせめて旅の本を読む。 最近は宮田 珠己さんの四国巡礼の本「だいたい四国八十八か所」(本の雑誌社)と西川治さんの「世界ぐるっと肉食紀行」(新潮文庫)…

今月イベントデビューします・・

最近ブログに取り組めておらず、時々「書きたい!」と思う事あれど体力がついていかず自分のふがいなさがつくづくいやになる今日このごろ・・。これからがんがん書くぞーといいつつ、今日は告知のみで失礼いたします・・。 今度極私的雑誌「本と酒と俺」(俺…

下の記事について追記

そういえば駅伝のコラム(?)なのに肝心の駅伝について全然かいていませんでした。今日の区間に関し(俺が歩いた距離)今みたばかりの往路についてふれます・・とにかくあっという間でした・・あーあそこ通ったねーっていう間もないほど。そしてそんな中で…

箱根駅伝 大手町ー箱根 何とか歩く必ず吞む スタート

「読売本社ビルってどこですか?」 「本社ビル?移転しましたよ」 がーん。12月も末におしつまったある日。ふらふらと俺は大手町の駅におりたった。以前からトライしたかった「駅伝―大手町から箱根まで全て歩く。そして時々呑む」のスタートを切るためだ。冬…

おいて下さる店ふえました!

緊急速報ですが極私的雑誌 「本と酒と俺」ですが おいてくださるお店がふえた模様です・・ すいません取次さんにおまかせしているのできちんと現場確認はしてないんですがジュンク堂池袋店さま ジュンク堂新宿店さま MARUZEN&ジュンク堂渋谷店さま ブックフ…

阿呆!阿呆!阿呆!

「本と酒と俺」のシール問題について触れたい。それは、「出来た!出来た!」とうかれていた1週間すぎのこと。某出版社で編集者をしている弟からメールがきた。「力作、青春18きっぷの旅の全貌がようやくわかった・・」と最初はほめてくれている。うれし…

11月6日 初めての納品

めっきり寒くなってきました。ベランダの盆栽がとうとうみんな枯れてしまった。もう植物育てにトライするのはやめます・・。「本と酒と俺」営業物語の続きを書こう。 ――――――――――――――――――― 前回までのあらすじ→1年ごしの作業の末雑誌完成!にうかれた田中は池…

K.徹のワルグチ

緊急の記事を書きます。俺の「本と酒と俺」に記事をかいてくれたK.徹ですが, 「読んだことのない本が読みたいんだ」というサイトをつくっていて、1年半前俺達が勤めていた本屋がつぶれて以来ずっと続けている。酒屋になってしまったが(今現在はまた転職)…

11月5日 失敗したこと

酒場 ふくろジャンル:居酒屋住所: 豊島区西池袋1-14-2 1F・2F・3Fこのお店を含むブログを見る | (写真提供:ぺきたろう)11月5日(雑誌が刷り上がった次の日) 呑んで失敗する・・いきなりですよ!いきなり!どうですか?本ができるまである程度酒…

雑誌「本と酒と俺」1号できました!

極私的雑誌「本と酒と俺」完成しました!本と酒について俺(田中都麦)と酔っぱらい仲間たちがぐだぐだといろいろ語っています。 主な目次は ●「話題の本の中の酒」1Q84 ●青春じゃない!18きっぷ 東京―熊本 カップ酒を吞みつぐ旅 ●焼酎商売と本と俺 ト…

活字を拾う夢と「風太くん」

ヨダレ弟のパートナー、イラストレーター・美術家のマツバラリエさんが出展するという事もあり「活版を巡る冒険展」にいってきました。(CNTEXT−S 6月13日日曜日19時まで)ひなびた感じが懐かしい商店街「パールセンター」をずいっと進み、かまぼこ屋さん…

読みました。(自慢)

すいません。ベタな話ですが1Q84 3読み終えました。1.2読んだとき「本酒俺」のために酒という観点だけでみた1Q84読了記書いて、そんで全然「本酒俺」でなくて、ちんけな雑誌ひとつだせないうちに春樹先生は偉大な作品の3をおだしになってしまった…

酔っぱらいフィンランド

最近自分が何をしたいのかわからなくなりもんもんとしている。昨年夏ごろから「本と酒と俺」というリトルプレスをだそうとおもいたち牛歩の歩みですすめているのだったけどいざ原稿が結構集まりもうできるかもという段階になると「このままでだしていいのか…

君は唾液酒を吞めるか?

酒好きの自分のひとつのテーマとして、「ひとが何かを噛んでつくった酒を呑めるか?」という問題がある。繰り返し考えてきたテーマだ。というのは俺は世界の冒険ノンフィクションを読むのが好きだ。アマゾンとか東南アジアとかアフリカとか・・。(すみませ…

悲しい記憶への旅 トール&アキごめんなさい

グランドファーザーズジャンル:バー住所: 渋谷区渋谷1-24-7 渋谷フラットビル B1Fこのお店を含むブログを見る | (写真提供:?プラダを着たB787?) 哀しく辛い二日酔いの一日でした。身体の辛さより失った記憶を探る辛さに身をさいなまれ・・昨日久し…

今日はいっぱい本を買った 貧乏なりに・・

少し前に新聞広告でみて「手にいれたいな」と思ってた。「新潮 1267号」購入。「小説家52人の2009日記リレー」という特集があったので日記フェチの俺としてはたまらなく読みたかったわけです。大江健三郎から始まって古井由吉で終わる。半分くらい…

映画「かいじゅうたちのいるところ」を見ました。

騒ぐ子供が苦手だ。あーうるさいと苦々しく思う。児童書売り場が時々職場だったりしてよく見かける光景で感心するのだが、俺なら「黙れ黙れ黙れ!」と百回くらいしかりつけるような子供のうるささにも平然と笑っている親がいる。腹は全く立たない。こういう…

日本が誇るべき百貨店と居酒屋

有楽町西武閉店というニュース。デパート閉店って何か街の大きな遊園地がなくなってしまうみたいで寂しいですね。今は元気がなくそうでもないんだけど、デパートって別になにも買わなくても歩いて眺めるだけで楽しいところと思う。店員さんの接客はとても丁…

多分今年一番の贅沢(希望的観測)

昨日今日突然亡くなった有名人が多く驚く。(本日朝刊・夕刊確認)小林繁(心不全)、桑田真澄父(火事事故死)で驚いていたら、夕刊で浅川マキさんも・・と。浅川さんも急性心不全だそうだ。小林さんは50代、浅川さんは60代だが、突然亡くなるには若い…